堆肥の放線菌について
2013.06.08|カテゴリー:牧場日記
先日、堆肥をご購入いただきましたお客様よりお問い合せがありました。
堆肥(袋)の中に白いカビのようなものがあるとのことでしたので、ご購入いただいた堆肥を送ってもらうことにしました。
確かに堆肥が白くなっていて、いつもの堆肥の色と違っていました。
近くで見ると白くなっているのが良く分かります。
これは、カビのようにも見えますが、放線菌のようです。
放線菌は、土の中に住んでいる微生物でとても良い働きをしてくれます。
この状態でも、土壌改良資材として問題なく使用できます。
(注:白い綿のような菌はカビの可能性があります)
梅雨時期の袋堆肥保管について…
堆肥の袋にはよく見ると空気穴が何か所かあいています。
雨や水に濡れると、その穴から水が浸み込み黒い汁やカビが発生する可能性があります。
すぐに使用しない場合は、雨や水のかからない所での保管をおすすめします。
この度は、貴重なご意見をいただき有難うございます。
これからも、お客様に安心して使っていただける堆肥造りのため、ご意見、ご要望をお聞かせください。
宜しくお願い致します。